編曲・DTMのレッスン
作曲は一般的にメロディーとコードの設定までをすると「作曲」行為と認められます。作曲が終わったら、その曲を何の楽器で演奏させるか、その楽器に合った音の配置・脚色をするのが「編曲=アレンジ」です。
「DTM」とは「デスクトップミュージック」のことで、この編曲をパソコン上で完結させる作業です。パソコン上で生楽器の演奏を録音するだけでなく、「MIDI」(ミディ)という電子音も用いてパソコンの上で楽曲を作っていくスタンスの音楽のことです。その音源をCDに焼いて・スマホに入れてライブ会場に持ち込めば、バンドメンバー・奏者がいなくても、歌えたりしますね。
MIDIを使った作業や、その音楽のことをいわゆる「打ち込み」と言います。例えばテクノやR&Bなどのクラブミュージックの制作はMIDIが主体ですね。最近ではロックの曲の中にもこのMIDIが使われたりしているように、今は生楽器とMIDIが混在している楽曲の方が多いのではないでしょうか。
どちらにもメリット・デメリットはありますが、MIDI音源はMIDIならではの電子音色から生楽器をシミュレートした音色まで自由に扱えるため、一通りの音楽はこれで形にすることができます。スタジオに録音しに行かなくても、自宅で好きなジャンルの音楽を形にすることができるということです。
必要な機材をまとめた画像資料です。