なんでこんなに「広く深く」?

 「なぜ一人でこれくらいのサービスを提供できているか」、この一番端っこのページまで辿り着いたあなたに、自己紹介も含めてお話ししたいと思います。ここまで来たあなたは、よっぽど情報収集が好きか、よっぽど人間観察が好きか、よっぽど疑心暗鬼で行動が慎重か、よっぽどお暇な人かと思われますが、そういう人には楽しんでもらえる内容だと思います。

 答えは「一人のモノ作りが好きで、他人との関りが全くないほどに自分のスキル習得に時間を割いているから」です。シンプルに時間をかけて覚えているだけです笑。年中無休で教室にいて、レッスンがない空き時間は何か新しいモノを作ったり、覚えたり。基本的に飲みにも行かないし、遊びにも行かないしで、他人がコーヒーブレイクしてる間ずっとスキル習得に励んでいる状態です。別に無理してるわけでもなく、そうなってしまってます。学びのない時間の浪費は苦痛だけど、僕が知らない情報をくれる生徒さんの話はとても興味深く楽しい時間になります。そうではない、休息やストレス発散のための時間浪費はもったいなくて、基本的にそういう誘いは断って来ました。
 個人主義だからこうなったのか、これを実現するために個人主義になったのか、それはどちらもあると思います。「自分の時間を確保するために色々断ち切った結果がこれ」でもあるし、そもそも元々幼少期からモノを作るのが好きで、何かを作る時に他人の感覚が混ざり合うことが苦手なタイプだったのは確かです。何か作る時に外注をするとなると必ず他人の感覚が一定量混ざりますから、完全に自分の感覚だけでモノを作るには、全部自分でできるようになるしかありません。だから「最初から個人主義だったから他人の感覚を混ぜないように行動している」のもあると思います。
 そういう行動を幼少期から意識的にも無意識的にもずっと続けていたら、こうなってました。このまま行くと典型的な老害ジ〇イになってしまいそうですが笑。意外にも生徒さん達に受け入れてもらえてるのか、皆さんが何も気にしてないだけなのか。
 とある生徒さんに「先生のおかげで毎週楽しく過ごせています」と言われて、個人主義の僕は「ん~たまに言われるんですが、別に楽しませるためにやっているつもりは無くて、必要とされることを提供しているだけなんですけどね、皆さんが勝手に楽しんでいるだけで、良く分かりません(-_-)」と返してました笑。生徒さんは笑ってましたが、客観的に振り返ると酷い言い様です。
 僕と生徒さんを繋いでいるのは音楽しかないんです笑。僕的には本当にそんな感覚です。生徒さんが上手になって嬉しいのももちろんありますが、僕の場合は「自分のレッスンが上手にできて嬉しい・目の前の音楽がハイレベルになって嬉しい」というモチベーションの方が強い気がします。僕が自分自身の想像欲・創造欲の実現のために得た膨大な量のスキルが、皆さんのお役に立っているのであればそれに越したことはありません。という薄情な感じ笑。ここにも書けるくらい半分冗談めいた、でも本当の話です。音芽くんとかいうキャラクターでもって何とかハッピーさ・カジュアルさを出しているけど、こういうダークさもまた、こんな風に書かずとも滲み出てるのか…類は友呼ぶで共感してくれる生徒さんも自然と集まってきてくれます。こんな感じで良ければ一度いらしてみてください。